この記事では、ビデオ出演者の服装について、技術的な観点からの注意事項を解説します。

スタイリストが付くような場合を除き、ビデオに出演する方の衣装は私服という場合がほとんどです。そこには、ファッション的な観点とは違った「技術的な注意事項」が存在します。今回は、収録時に問題を招きやすいケースを3つご紹介しましょう。

1.アクセサリー(特にネックレス)

1c65e035-39b9-45b5-bcac-7da0ad3f13de_1_1

収録時は胸元や首あたりにピンマイクを着ける場合が多いので、大型のネックレスなどは、宝石やチェーンの触れ合う音がマイクに入って聴き苦しくなる場合があります。アクセサリーは、多少動いても音を発しないものにしてください。

2.緑や青の服

7eed9f5a-940d-4504-b44c-f72a68864393_1

背景を差し替える合成を行う場合は、緑や青のスクリーン前で撮影し、後でその色の部分だけ透明にする処理を行います。スクリーンに近い色の服は「透明人間」になってしまいますし、一部分だけ使われている場合も、体に穴が空いたような状態になってしまいます。ゲストを招く場合も、事前によく説明しましょう。

3.メガネ

5c427678-fde1-4e45-af90-34c00dacbfdc%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%92%e3%82%9a%e3%83%bc

メガネのレンズには、スクリーン外の風景が映ってしまったり、光が反射しすぎてしまうような場合があります。例えば、メガネがトレードマークのドリフターズ・仲本工事さんは、撮影時はコンタクト着用の上レンズ無しの伊達メガネをかけているそうです。

もし普段、コンタクトも使っている方であれば、なるべくメガネ無しにして頂いたほうがトラブルの確率が減少します。メガネ着用での撮影時は、反射の具合に注意を払いましょう。

収録状態の良いビデオは、出演者のイメージアップにも効果を発揮します。是非これらの点に留意し、クオリティ向上につなげてください!

The following two tabs change content below.
大須賀 淳
映像作家、音楽家。企業ビデオ等様々な映像・音楽コンテンツを制作すると同時に、書籍や雑誌での執筆、世界トップクラスのオンライン学習サイト「lynda.com」等での講師、製品デモなども数多く務める。公式サイト「大須賀淳のバランス感覚」