この記事では、パンフレットやチラシといった印刷物用のデータが、動画の材料にピッタリな理由を解説します。

ゼロから動画を作るのは非常に労力とコストのかかるもの。しかし、過去に作ったコンテンツ内のリソースをうまく使うと、負担を大幅に軽減できます。

なかでも、パンフレットやチラシといった印刷物は「動画に使える材料の宝庫」とも言える性質を持っています。そのポイントをまとめてみましょう。

1.まとまった画像がある

印刷物用のデータには、会社ロゴ、図表、写真など、動画に流用できる画像が数多く含まれており、用意する手間が省けます。

例えばWebサイトだと、小さく加工された画像が多く、高品質なまま動画に使える画像が少なくなります。一方印刷物には、高解像度の写真や、サイズを自由に変更できるベクター形式の素材が多く使われており、動画への自由な応用が行いやすい状態になっています。。

2.コピーや説明文などの言葉がまとまっている

印刷物には、作成時に練り込まれたキャッチコピーや、吟味された説明文が「完成品」として載っており、それらはナレーション原稿などにも応用できます。

もちろん、文字と声で聞くのでは、各々に最適化した調整が必要ですが、制作時の基本資料としても大変役に立ちます。

3.「限定された場」で作られた構成

Webサイトは、あえて乱暴に言えば、都合にあわせて「好きなだけページ数や長さを増やす」ことのできる性質を持っています。

一方印刷物は、ページ数や紙のサイズなど、決まった範囲で最適に収まるようにデザインされています。。

動画も、いきあたりばったりではなく、最も適した時間範囲に収めるのが有効です。そうした意味で、内容の取捨選択などの参考に印刷物はとても役に立ちます。

素材を柔軟に交わらせつつ、動画、印刷物それぞれが持つ全く違ったメディアの特性を活かすと、より一層の効果を生むための大きな力となります。是非一度、過去の印刷物もチェックしてください!

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大須賀 淳
映像作家、音楽家。企業ビデオ等様々な映像・音楽コンテンツを制作すると同時に、書籍や雑誌での執筆、世界トップクラスのオンライン学習サイト「lynda.com」等での講師、製品デモなども数多く務める。公式サイト「大須賀淳のバランス感覚」