この記事では、トークや構成に自信が無い方でも、テンポの良い動画を簡単に作れるコツを紹介します。

士業やコンサルタント、アーティストなど「自分自身が商品となる」業種では、自己紹介の動画を作成しておき、Webサイトへの掲載や講演時の再生などに利用すると、親近感を深めるのに有効です。

自己紹介動画の「長すぎず、短すぎない」サイズの目安としては、1分程度が適当でしょう。しかし、動画になった際のテンポ感をキープしつつ時間内に収めるのは結構難易度が高く、慣れた方でも何度もNGを出してしまう事も珍しくありません。

簡単に、しかも良いテンポで自己紹介を収録する方法は無いでしょうか?その大きなヒントを、哲学者・数学者のルネ・デカルト(1596〜1650)が示してくれていました。

de2

「我思う、ゆえに我あり」などの言葉でも有名なデカルトですが、著書「方法序説」の中にはこんな名言があります。

困難は分割せよ

仕事上のタスク処理などにおいても引用される事の多い言葉ですが、「困難」な動画の収録も、分割すると一気に収録しやすくなります。

「1分間で自己紹介をしてください」と言われると、話の構成やペース配分が「困難」です。そこで「分割」して収録するのです。

例えば

5秒間で氏名を言ってください

5秒間で生年月日と出身地を言ってください

5秒間で家族構成を言ってください

こうすれば、一つ一つは難なくこなせる方がほとんどでしょう。5秒で言い切れない要素は、さらに分割すればOKです。

この方法論のサンプルとして、私の自己紹介動画を作ってみました。5秒ごとの分割でも演出によりそれを感じさせない見せ方もありますが、あえて「どう分けているか」をわかりやすく作ってあります。

同じ方法論は、もちろん商品の紹介や、マニュアル的な動画にも使えます。収録が楽なのはもちろん、部分的な差し替えで変更がしやすいというメリットもあります。

動画づくりで「困難」に遭遇したら、是非簡単なタスクに「分解」する習慣をつけましょう。

The following two tabs change content below.
大須賀 淳
映像作家、音楽家。企業ビデオ等様々な映像・音楽コンテンツを制作すると同時に、書籍や雑誌での執筆、世界トップクラスのオンライン学習サイト「lynda.com」等での講師、製品デモなども数多く務める。公式サイト「大須賀淳のバランス感覚」